LOUGH AND READY

STAFF

多様なエンジニアが
いるのだから、
エンジニア毎にいろんな働き方が
あってもいいと思う。

  • 2014年入社 プログラマ/システムエンジニア
  • JOUJI YAMANAKA

ある日、東京を離れなければいけなくなった。
それでも、エンジニアを続けたかった。

私は現在、岩手に住みながら、ラフアンドレディの案件に携わっています。いわゆるラボ型開発と呼ばれる形で、遠隔地にいながらラフアンドレディの開発チームとして業務に就いています。私は家族の都合で岩手に移らなければいけなくなったのですが、現地では東京ほど案件があるわけでもなく、エンジニアの仕事自体、ひょっとしたら続けることが難しかったかもしれません。そんな時に、会社としてニアショア型でラボ型開発を模索したことがあるというのを知りました。
しかし、当時は会社にラボ型開発の制度自体がなく、同じような働き方をしている前例もない。思い切ってダメ元で役員に提案してみたところ、なんとあっさりOKしてくれたんです。ラフアンドレディは、エンジニアファーストの会社。エンジニアにとって働きやすい環境を実現しようとしていて、その実現のために、組織に柔軟性があることは、ラフアンドレディの大きな魅力のひとつだと思います。
この働き方は、自分の作業環境を自分で整えることが出来、仕事の時間を分断される可能性が少ないというメリットはありますが、一方でしっかりとした業務管理や、会社との信頼関係がないと難しいかもしれません。案件を進める上では、開発チームやお客さまと対面で話をして、どのシステムを優先させるとか、そういったニュアンスを掴むことが重要です。しかし、東京と岩手ではモニタ越しに会議などできるものの、やはり対面で感じられる雰囲気や空気を理解することは難しいです。なので、通常よりもメールの回数を増やして細かい報告を重ねたり、ちょっとした連絡でもあえて雑談を交えたりと、密にコミュニケーションを取ることを意識しています。また、離れているからこそ、ケアレスミスには特に敏感になりました。私がテーマにしているのが、物事の「共通性」と「多様性」についてです。さまざまな情報の中から共通項を抜き出すと、イレギュラーな多様性が残ります。この多様性に気付けるかどうかが、抜け、漏れを防げるかに繋がります。そのように、仕事を進める上で、「いつもと違う何か」に気付き、理解する事は、エンジニアの本質として重要なのだと、改めて気付かされました。自分の労務管理を含めて、自分の常識、知識を他者に当てはめないように気を使ったり、新たな気付きがあることもあります。東京の仕事を遠隔地で出来る、自分の住みたい土地に住みながら働きたいエンジニアが選びたい働き方のひとつですね。
JOUJI YAMANAKA

エンジニアとしてのキャリアを選べるのが、
ラフアンドレディの多様性。

ラフアンドレディに入社する以前は、ハードウェアの組み込み系の仕事をやっていました。もともとの性格もあるのですが、「このまま今の仕事を続けて行っては、いつか立ち行かなくなる」、そんな思いが常日頃から高まっていました。そんな時にラフアンドレディを知り、請ける仕事の種類が技術的な分野を問わないところであったり、型にはまらない社風や、手掛けている案件を見て、自社サービスが立ち上がってくる可能性を感じたので入社を決めました。実際に仕事を始めてからも、技術的・分野的な制約を設けずに、未知の案件にもチャレンジしていく姿勢と、そのスピード感は私たちの大きな強みだと感じています。
強みとしてスピード感がありながらも、実は堅実な部分もあり、かつ自分の間違いをすぐ認めて、方向性を修正してゴールに向かっていける、そんな素晴らしさがあります。方向性の修正は、結果(ゴール)のために必要不可欠な事であり、過程です。「良い過程」から「良い結果」が生まれます。「悪い過程」が「悪い結果」を生むのです。「結果だけを見て、過程を見ない」という話があります。「結果と過程は等価」と私は考えます。即ち、「結果をきちんと見れば、過程を見る事になり、過程を見れば、結果が見える」と考えます。どんなゴールであろうと、辿った道筋があさっての方向に向かってしまったら、ゴールには辿りつかないのです。
これから、ラフアンドレディはさらに事業を広げていく可能性はありますが、私自身、将来的なキャリアを選択する時期になってきたなと感じています。エンジニアとして特定の分野で専門性を高めていくか、あるいはマネジメントなど、組織的なキャリアを進んでいくのか。昨日の常識が非常識になり、昨日の非常識が常識になる、そのスピードがとても速い世代になっていると感じます。そんな中で、自分の能力を一日一つだけでも高めつつ、キャリアを積み上げていけば、エンジニアとして生涯を生き抜く事も可能であろうと私は考えています。このように、私と同世代のエンジニアの多くが将来について同じように考えていると思いますが、ここラフアンドレディであれば、とても心が広く、寛容な役員がいます。そのため、自分が決断したキャリア選択を実現できると思えますし、どちらのキャリアを選んでも、エンジニアとして大きく成長できるのではないかと考えています。
また、少し古い考え方に感じられるかもしれませんが、私は「会社」の事を、「一緒に生きる事を選択した仲間の集まり」であると考えています。「一緒に生きる」という事は、「結婚」に近い考え方です。労働を行う人は、もっと社会を流動的に動けても良いとも思っているのですが、しかし「この人達と一緒に生きて行きたい」と思える場が「会社」だと思います。「この人達のためなら、働ける」と思える事が、私にとっての一つの生きがいとして成り立っているのです。
ラフアンドレディは、業務知識が多い人が多く、案件としても専門性が高いものが多い職場です。さらに、これからもっと、エンジニアにとってより良い環境とは何かを考えています。私も自分のキャリアの実現を考えながら、最初のラボ型開発のモデルケースとして、これからのエンジニアの働き方を広げられたらと思います。そして、ここ岩手県だからこそ作れるものを、現地の人達と作っていけたら面白いですね。
JOUJI YAMANAKA

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